日本物理学会領域7

インフォーマルミーティングの情報(2003年〜2006年)

2006年秋季大会 インフォーマルミーティング 議事録

2006年9月25日(月)12:35〜13:05
場所:千葉大学 西千葉キャンパス YB会場
主催:領域7(世話人)
 田村 了(任期 2005.11-2006.10)
 宮川 一也(任期 2005.11-2006.10)
 谷口 弘三(任期 2006.05-2007.04)
 草部 浩一(任期 2006.05-2007.04)

  議題  目次

1.次期大会の連絡
2.シンポジウム等企画提案について
3.領域5との合同セッション開催予定について
4.次期代表・副代表・世話人の確認
5.次々期世話人予定者の選出 [審議事項]
6.若手賞について
7.日本物理学会 年会・分科会の活性化(改革)について
8.関連国際会議・シンポジウム等の紹介
9.分有4MLの運営について
10.その他

1.
  春季大会
  会場:鹿児島大学
  会期:2007年 3月18日(日) − 3月 21日 (水)
       
       注:次期大会は分科会。次々期大会が年次大会(北海道大学)。

2.
   以下の日程の予定をアナウンスした。

招待講演、企画講演、シンポジウム企画募集掲載(予定)会誌 10月号
招待講演、企画講演、シンポジウム企画申込期限(予定) 10月 30日

領域7では事前に世話人メーリングリスト(ML)か分有4MLに案を提案することになっているので、その締め切りは分有4MLを通じて案内予定

一般講演 申込期限(予定)   
     郵送:11月 8日−11月 24日
     web : 11月 8日−12月 3日

3.
  次回の物理学会では領域5との合同セッション(光誘起相転移関係)が計画されていること、および、募集要項に次のような文章が掲載されることを報告した。

領域5(光物性分野):領域7(分子性固体・有機導体分野)

領域5(キーワード10.光誘起相転移)では領域7(キーワード「40.光誘起相転移」、およびそれに関連した現象)との合同セッションを設ける。希望者はそれぞれ分野、キーワードを選択し、要旨欄に「領域5合同」あるいは「領域7合同」と記入すること。

4.

・次期代表(任期:2006年10月〜2007年9月)
   小林 速男 氏(分子研)
・次々期代表(任期:2007年10月〜2008年9月)
   岩佐 義宏 氏(東北大・金研)
・次期世話人(任期:2006年11月〜2007年10月)
   田嶋 尚也 氏(理研)
   竹延 大志 氏(東北大・金研)

 

5.
  次々期世話人予定者について、世話人から以下の方を推薦し、了承された。(任期:2007年5月〜2008年4月)
分子性固体     山本 貴博 氏 (東理大)
有機導体         渡邉 真史 氏 (東北大)

6.
  日本物理学会賞若手奨励賞の領域7授賞規定(案)(10領域の統一規定)、領域7細則、および今後の日程について齋藤領域代表から説明がなされ、領域7の案として承認された。(参照リンク)

7.
  日本物理学会 年会・分科会の活性化(改革)について、齋藤領域代表から説明がなされた。(参照リンク)

8.
  以下の国際会議の予定について案内をした。

ICSM 2010, Kyoto, JAPAN
K. Akagi (Kyoto Univ.), Chair
 2010年7月4日(日)−9日(金)京都国際会議場

9.
  分有4ML年会費\10,500を管理会社(株)インターネットイニシアチブに支払う予定であることを報告した。
  分有4MLに投稿されるたびにML管理者をしている世話人には多数の宛名不明のエラーメールが届き、この世話人が分有4MLのメールを読む作業の妨げになっている現状について説明した。異動や卒業などでメールアドレスの変更・削除があった際は、ML管理者をしている世話人まで連絡をしていただくよう、会員に協力をお願いした。

10.
  今回の学会では、登壇者に物理学会からのアンケートがあるので、協力を呼びかけた。




第61回年次大会 インフォーマルミーティング 議事録

2006年3月28日(日) 12:30 〜 13:00
場所: 松山大学 RC会場
主催:領域7(世話人)
     白石誠司(任期2005.5-2006.4)
     宮崎 剛(任期2005.5-2006.4)
     田村 了(任期 2005.11-2006.10)
     宮川 一也(任期 2005.11-2006.10)

議題 目次

1.次期大会の連絡
2.シンポジウム等企画提案について
3.領域7メーリングリスト「分有4」運営報告および寄付依頼
4.領域5との合同セッションの現状報告
5.次期代表・次々期代表(次期副代表)・次期世話人の確認
6.次々期世話人予定者の選出 [審議事項]
7. 若手奨励賞の設置について

1.
   2006年秋季大会は2006年9月23日(土)〜26日(火)に、千葉大学・西千葉キャンパスで行われることを案内した。

2.
  シンポジウム、招待講演、企画講演の企画の募集の提案先は世話人ML、
  世話人あて締め切りを2006年4月18日、および、
  これらの企画のWeb締め切りは2006年4月30日であることをアナウンスした。

3.
  領域7ML(分有ML)を委託している民間のサイト会社に支払う費用が10500円/年、現在の繰越金が5770円であること等を報告し、前期大会のインフォーマルミィーティングの議決により、学生以外のインフォーマルミィーティング参加者に1人200円の寄付をお願いした. 

4.
  領域5との合同セッションのために、キーワードに「光誘起相転移」を付け加えること、この合同セッションの開設に領域7としては賛成だが、領域5では今回のインフォーマルミィーティングで議論・決定が行われる予定で、次回の学会での開催は未定であることを報告した。

5.
 ・次期代表(任期:2006年10月〜2007年9月)
   小林 速男 氏(分子研)
 ・次々期代表(任期:2007年10月〜2008年9月)
   岩佐 義宏 氏(東北大・金研)
 ・次期世話人(任期:2006年5月〜2007年4月)
   谷口 弘三 氏(埼玉大理):有機導体分野
   草部 浩一 氏(阪大基礎工):分子性固体

6.
   次々期世話人予定者について、世話人から以下の方を推薦し、了承された。 近々日本物理学会へ推薦する。(任期:2006年11月〜2007年10月)

・田嶋 尚也 氏(理研):有機導体分野
・竹延 大志 氏(東北大・金研):分子性固体分野

7.
  若手奨励賞の設置について齋藤領域代表より概要説明が行われた。「審査基準、審査方法、応募資格などについては領域ごとにこれを設定する」という学会からの提案に関して「若手奨励賞の価値を高めるためには物性分野の領域だけでもこれらの基本的規定は統一するべき」という意見などがだされた。これらの点などを今後もひきつづき議論することとした。また、後日、分有MLで若手奨励賞規定の試案を流すことをアナウンスした。




2005年秋季大会 インフォーマルミーティング 議事録

日時: 2005年9月20日(日) 12:45 〜 13:15
場所: 同志社大学京田辺キャンパス YF会場
出席者:50名
主催:領域7(世話人)
   岡田 晋(任期2004.11-2005.10)
   北川 宏(任期2004.11-2005.10)
   白石誠司(任期2005.5-2006.4)
   宮崎 剛(任期2005.5-2006.4)
議題 目次
1.次期大会の連絡
2.シンポジウム等企画提案について
3.領域7メーリングリスト「分有4」への移行 [審議事項]
4.次期代表・副代表・世話人の確認
5.次々期世話人予定者の選出 [審議事項]
6. 関連国際会議・シンポジウム等の紹介
7.その他


1.次期大会の連絡
第61回年次大会は2006年3月27日(月)〜30日(木)のスケジュールで 愛媛大学・松山大学で行われることを案内し、多くの方に参加してもらうよう 呼びかけた。2.シンポジウム等企画提案について春季大会では総合講演などでスケジュールがタイトためにシンポジウム企画は 1件程度が目安になるのに対して、秋季大会では総合講演が無くスケジュール に余裕がありシンポジウム企画は2件程度は可能であることを世話人から説明 した。また、企画は事前に領域7MLへ提案することを再確認した。また、領 域7のMLはオープンループな議論の場であり、是非活発に利用してもらうよ う世話人からお願いした。3.領域7メーリングリスト「分有4」への移行 [審議事項]現在運用している領域7メーリングリスト「分有3」(インフォシーク)では 登録数が500件以内に制限されているために、1000件の登録が可能なア イアイジェイメディアコミュニケーションズへ移行することを提案して了承さ れた。10月からの運用を目指して移行すること、初年度は15,750円で 次年度からは10,500円の費用がかかること、寄付金で運用すること(春 季大会に200円程度/人をインフォーマルミーティングで徴収する)、新し いML名は「分有4」であること、新MLアドレスは 「bunyu4-あっとまーく-iijnet.or.jp」であること、登録者からの投稿のみで10 MBまで のテキストのみ(添付は不可)なこと、などを説明した。4.次期代表・副代表・世話人の確認以下の次期代表・副代表・世話人の確認を行った。
 ・次期代表(任期:2005年10月〜2006年9月)
  斎藤 弥八 氏(名大工)
 ・次期副代表(任期:2005年10月〜2006年9月)
  小林 速男 氏(分子研)
 ・次期世話人(任期:2005年11月〜2006年10月)
  宮川 和也 氏(東大工):有機導体分野
  田村 了 氏(静岡大工):分子性固体
5.次々期世話人予定者の選出 [審議事項]次々期世話人予定者について、世話人から以下の方を推薦し、了承された。 近々日本物理学会へ推薦する。 (任期:2006年5月〜2007年4月)
 ・谷口 弘三 氏(埼玉大理) :有機導体分野
 ・草部 浩一 氏(阪大基礎工):分子性固体分野
5.関連国際会議・シンポジウム等の紹介]産総研の徳本氏からISCOM2005の報告がなされた。またISCOM2007はスペイ ンで開催されることが決定し(開催地は未定)、ISCOM2009では日本が候補地 にあがっているとの報告があった。引き続き、首都大学東京の溝口氏から、新 ・特定領域研究「超階層制御」の公募開始前の研究会案内があった。領域7と の関係が深い特定領域研究が3つも同時に推進されていることになり(「分子 性導体:高橋利宏 領域代表」、「配位空間化学:北川進 領域代表」、「超階 層制御:赤木和夫 領域代表」)、領域7の研究活動がさらに活性化されること が期待される。7.その他日本物理学会欧文誌(JPSJ)の活性化を、領域7としても積極的に取り組んだ ほうが良いのではとの提案があった。これに関連して、領域代表と世話人の役 割について議論された。今後の領域7の運営に関する領域代表と世話人の役割 について、分有MLなども活用して継続して議論していきたい。【付記1】 寄付金の残額は、9月現在で27,384円で、新ML運用で初年度は 15,750円かかるので、10月以降は残額が11,634円となる。
【付記2】2006年第61回年次大会関連の連絡2006年3月27日(月)〜30日(木)、愛媛大学・松山大学
*以下は、あくまでも予定です。10、11月号でご確認下さい。
・招待講演・シンポジウム企画募集掲載 会誌10月号(予定)
・企画申込締切 (WEB受付) 10月下旬(予定)
・講演募集要項掲載 会誌11月号(予定)
・一般講演 申込締切  郵送による申込書 11月下旬(予定)
・Web ページ 12月上旬(予定)
・プログラム編集会議 12月中旬(予定)
・講演概要集原稿締切 1月下旬(予定)
・プログラム掲載 会誌3月号(予定)



第60回年次大会 インフォーマルミーティング 議事録

日時: 2005年3月25日(日) 12:55 〜 13:25
場所: 東京理科大学 YN会場
議題 目次
[報告、紹介事項]
1.領域7のmailing list
2.液晶プロジェクター問題
3.物理学会の総会と代議員懇談会
4.JPSJの状況(ref. aistの文献database,virtual journal)
5.次期 世話人、領域代表(現副代表)
[審議事項]
6.次次期 世話人、領域代表
7.シンポジウム、招待講演の募集スケジュール
[案内]
8. forthcoming events


1.領域7のメーリングリスト
小林本忠氏(姫路工大:当時)が分有3を立ち上げて、長年維持してされたも のを元に、長谷川達生世話人(2003年11月〜2004年10月)が領域7の登壇者を取り込 むMLに構築した。メーリングリストは、民間のサイトEasyseekを500名で年間5,000円 の経費で使っている。スタート時は一部の人の募金から始めた。発足当時約350名で あった。村田惠三世話人(2004年5月〜2005年4月)が研究グループ等毎のmlによる登 録を呼びかけ、協力を得た。これにより、協力を得られた研究グループ等内の学生の 出入りなどの未処理からくる無制限の増加傾向に歯止めをかける仕組みができた。結 果現在499名。現在の商品では500名を超えたメンバーを登録できないので1,000名契 約をしなければいけなくなってきている。当面は2004年秋での液晶プロジェクター募 金の残金を当てて運営する。2005年2月23日から北川宏世話人が管理が管理してい る。  国際化に伴い、ミニマムの案内は英語の案内の要望もでている。試行の結果、早速 感謝のメールを受けている。しかし、本件、この要望を考慮するとしても、世話人の 負担でもあるので余裕と任意に任せたい。2.液晶プロジェクター問題 領域7の青森大(2004年秋)、理科大(2005年春)の領域7の先行的実施、OHP機器 使用辞退などが引き金となり、2005年秋から学会全セッションでの液晶プロジェクタ ー導入が物理学会の理事会で決定された。世話人として皆様の暖かい協力に感謝す る。 (次項参照)。3.物理学会の総会と代議員懇談会  液晶プロジェクターの導入決定の報告。全セッションに導入時には、OHPも平行 して置かれるそうである。種々の便宜を図る代わりに参加費を正会員2000円、学生会 員1000円、参加費も値上げされる。4.JPSJ (Journal of the Physical Society of Japan)の状況、database関連 斯波JPSSJ編集委員長より、JPSJの状況の投稿数、引用状況、インパクトファクタ ーへの反映の仕方などPhys Rev BやEuroPhys.との比較をして紹介があった。日本の 税金を使って、外国にだけ成果の報文を出すとしたらおかしいではないか。全部とは 言わないが、良い論文をJPSJに出してください。とのことであった。
 編集部でのeditors choiceや新聞社への宣伝、査読作業の電子化、委員長による査 読者決定によるスピードアップ化などを図り、Phys Rev相当のサービス向上へ努力し ている。
 google scholarの紹介もあた。

 村田惠三から:1987以来構築してきた電総研(現産総研)での超伝導文献データベ ース(この名称でgoogle検索可能)が現在は8万件に迫ってきた。超伝導にならなく ても有機導体、強相関関連も含んでいる。特に改善が著しく主だった雑誌に行き着い たときはクリックのみでダウンロードまでできる。JPSJはその主だった雑誌に含まれ ている。是非使ってほしい。月間アクセス数が3000件から5000件ある。3000件台だと 予算方からの援助に黄色信号がつく。是非、アクセスしたり、役立っているなどのメ ールによる援護をお願いしたい。5.次期 世話人、領域代表(現副代表) 世話人2005年5月から宮崎剛氏(物材機構)、白石誠司氏(阪大基礎工)、2005年 11月から領域代表(現副代表)斉藤弥八氏を紹介。審議事項6.次次期 世話人、領域代表 2005年10月から次次期世話人を募った結果、出席者から提案が無かった。それで世 話人提案が宮川和也氏(東大工)、田村了氏(静岡大)を提案した。その結果、世話 人提案の候補が承認された。7.シンポジウム、招待講演の募集スケジュール これらの一般公募の締め切り時期を今までより、2週間繰り上げたい。理由は世話 人が一般からの提案がない場合、一般の提案締め切り以降に動かなければならず、時 間的余裕が全くなくなってしまうため。近々、北川宏世話人から案内がある。8. forthcoming events 葉山(7月, 高橋利宏)、 LT (8 月、)、 ISCOM (9月、Brooks)、 Pacichem(12月、齋藤軍治)、 IWFAC05、( St. Petersberg, 6月)が紹介された。9.当分、今回のように領域7の弁当持ち込み許可を得て、インフォーマルミーティン グを昼休みに行う。今回は前回(青森)の出席者より一桁多い出席者数41名を得た。


2004年秋季大会 インフォーマルミーティング 議事録

日時:2004年9月14日(火) 17:45〜18:15
会場:青森大学 YD会場(6号館メモリアルホール)
  1. 大会担当理事による案内
    谷村大会担当理事から以下の案内とお願いがあった.
    @ 物性分科会プログラム委員会において,物性分科の各領域を密接な関連を持つ三つのグループに集約し,プログラム編集において領域間の協力をより容易にしようとする動きがあること,
    A 概要集のPDF化は,現在の概要集販売の形を保ちながら,インターネットにより全ての概要を閲覧することが可能なシステムへの移行が検討されていること,
    B 全てのセッションに液晶プロジェクターを導入する計画への検討が引き続き行われていること,また,
    C 上記A,Bに必要な大会参加費の値上げ(例えば一般参加費:3000円→5000円など)が検討されていること,
    についてお知らせがあった.また大会担当理事からのお願いとして,参加費値上げに踏み切るかどうかについては,会員諸氏からの要望が強い後押しになることから,積極的なご意見をお寄せいただきたいとの呼びかけがあった.
  2. 2005年(第60回)年次大会関連の連絡
    2005年3月24日(木)−3月27日(日) 東京理科大学(千葉県野田市)
    招待講演・シンポジウム企画募集掲載 会誌10月号
    企画申込締切 (WEB受付) 10月29日(金)
    講演募集要項掲載 会誌11月号
    一般講演 申込締切 郵送による申込書 11月26日(金)
    Web ページ 12月 5日(日)
    プログラム編集会議 12月15日(水)
    講演概要集原稿締切(郵送、pdf 同時締切) 1月25日(火)
    プログラム掲載 会誌3月号
  3. 企画提案プロセスの改善案について
    現行の領域7企画(招待講演,シンポジウム)の提案と採択は,領域申合せにより以下のように行われている. 
    @ 提案者による領域メーリングリストへの提案 B締切ニ週前(2004.10.15)  
    A 領域内で議論・修正  
    B 学会への企画登録(提案者) (2004.10.29 締切)  
    C 学会から領域代表に企画登録情報送付  
    D 領域(代表・世話人間での協議による)で推薦順位を決定  
    E プログラム委員会で採否を決定 (2004.11.25)
    上記のうち,学会が関与する公式のものはB以降である.@Aは現在,領域内での申し合せにより行われる領域7独自のシステムである.上記のような二段階の審査(領域内,プログラム委員会)をとることによって,
    ○ 企画の提案・決定プロセスに,一般講演者も参加でき参加意識が高まる.
    ○ シンポジウムの人選が偏っている場合に,事前協議による修正が可能.
    ○ 提案数を見ながら,世話人が働きかけをする余裕を持つことが可能.
    などの大きなメリットがある. しかしながら,多数の受信者を持つ領域メーリングリストにいきなり配信するのは敷居が高いこと,企画の内容に関してメーリングリストを使った議論が行われた例は少ないことなどから,上記申し合せには改善の余地がある.さらに,上記申し合せの周知が不十分であったり,合理性が見い出せないなどの理由から,直接学会に登録する例がまれにあり,推薦順位を決定する際(D)に,そのような提案をどう取り扱うかが問題となることがある. このため,上記申し合せに関する改善案が世話人から提案され,意見交換の後,下記のような案で処置していくことになった.
    ● @における提案は,締切(10/15)までに,世話人メーリングリスト,または少なくとも世話人の一人にお知らせいただく.
    ● 代表・世話人はBの締切りまでの期間に,企画の編成について十分な協議を行う.また世話人は,@の締切後に,領域メーリングリストを利用して提案状況を公表し,領域メンバーからの意見を集約して企画案に反映させる.
    ● Eの決定後,採択結果を領域メーリングリストを利用して世話人から公表する.
    ● 上記申し合せに従わない提案も可能だが,企画が全体としてより良い内容のものとなるよう,代表・世話人が企画編成に時間的余裕を持つことが可能な上記申し合わせに対しできるだけご協力いただく.
  4. 領域メーリングリスト(分有3)運営について
    本年4月より,領域メーリングリストが新システム「分有3」に移行した.それまで利用されていた「分有2」をベースとして,インターネット上の有料メーリングリストサービス利用による運営が行われている.運営に必要な経費(サービス利用料 5,250円/年)は,前回のインフォーマルミーティングで出席者の皆様から寄せられた募金によってまかなわれた.
    領域メーリングリストの運営方法として,世話人一名が半年間の管理を受け持ち,春秋の大会プログラム(登壇者リスト)にもとづいて登録者リストの更新を行い,継続的に登録者の更新を施していくことを原則とする.ところが,これまで二回の大会プログラムをもとに,登録者リストの更新を行った結果,登録者数は,
       197名 :分有2
    => 379名 :2004春季大会プログラム(一般講演数226件)を用いた更新
    => 450名 :2004秋季大会プログラム(一般講演数196件)を用いた更新
    と,当初の世話人の予想を上回るスピードで増加している. 本メーリングリストの運営上の深刻な問題点として,メーリングリストの利用がサービス会社により500名以下に厳しく制限されていることがある.このため,次回大会のプログラム更新が困難な状況となっている. そこで,世話人として以下のような処置で状況の改善を図っていくことが提案された.
    ● 研究グループに所属する大学院生は,できるだけグループのメーリングリストで登録していただく.分有3は登録アドレス以外での投稿が出来ないように設定されているが,これによる不便はグループ内で対処いただく.
    ● 上記により登録が不要になったアドレスを,分有3の管理者(現在は村田惠三氏秘書小久保清美さん)に連絡いただき,メーリングリストのスリム化にご協力いただく.
    上記について,インフォーマルミーティング出席者に対して世話人から協力の呼びかけがあった.また学会後,分有3管理者から各研究室の主宰者に対して上記の依頼がメールにより行われる予定であり,これに対する協力をいただきたいとの呼びかけが行われた.
  5. 一般講演への液晶プロジェクター導入について
    今回から,領域独自に一般講演における液晶プロジェクターの導入が開始された.学会事務局を通した液晶プロジェクターのレンタル,講演間の引継ぎをスムーズに行うための分配器の導入が世話人により処置されたことが報告された.導入に必要となった費用は登壇者による募金(500円/人)によって賄われることになっており,これに関する会計報告を,後日世話人から領域メーリングリストを通して行うとの報告があった. また,今後一般講演で引き続きパワーポイントプレゼンテーションを成功させていくため,今大会での事例をもとに利用原則を取り決め,メーリングリストで周知していくことが確認された.
  6. 次期代表・世話人の確認
    次期領域代表(任期:2004年10月〜2005年9月)
    高橋 利宏 氏 (学習院大理)
    次期世話人(任期:2004年11月〜2005年10月)
    分子性固体: 岡田 晋 氏 (筑波大物理)
    有機導体 : 北川 宏 氏 (九大理)
  7. 領域副代表の新設について
    物性領域プログラム小委員会規定の改定(10月1日施行)に伴い,各領域に領域副代表を新設することになった.副代表は次の領域代表予定者であり,領域運営の連続性を保つために新たに設けられるものである.元領域代表 斉藤 晋氏(現代表 安藤 恒也氏の代理)から,次期領域副代表の紹介があった.
    次期領域副代表(任期:2004年10月〜2005年9月)
    斉藤 弥八氏(名古屋大工)
  8. 次々期世話人予定者の選出
    次々期世話人予定者(任期:2005年5月〜2006年4月)      
    分子性固体: 白石 誠司 氏 (阪大基礎工)  
    有機導体 : 宮崎 剛 氏   (物材機構)
    以上



第59回年次大会 インフォーマルミーティング 議事録

日時 2004年3月28日(日) 18:00 〜 18:45
場所 九州大学 WL会場
  1. 大会担当理事から案内とお願い
    @ 分科・領域委員会規定、物性分科会プログラム委員会内規の変更作業
    素核宇分科会の領域移行に議論が進展しつつあり、全分科会が領域に移行した後は、 領域代表による委員会(領域委員会)が大会の問題を議論する主要な場所となる。 それにともない生じる規定や内規の変更作業に、領域代表の協力と大会参加者の了承を お願いする。
    A 領域1−12における英語合同セッションの開催とプログラム編成方法について
    次回の秋季大会には全物性領域(領域1−12)が英語の合同セッションに参加する ことをお願いする。これに伴い英語合同セッションのプログラム編成を、領域代表を含めて 検討を進め、変えていく。(たとえば、領域をグループ化する)
    B 概要集WWW化の今後。プロジェクター、領域メーリングリスト等希望について
    概要集のWWW化は、過渡的な措置として概要集を購入した人しか閲覧できない形を 考えている。今後のサービス提供は、液晶プロジェクター化や領域ごとのメーリング リスト等も含め、会員の要望と経費の問題を考えて検討する。(この秋に立ち上がる 領域委員会を中心として議論を進める予定。)
    C 大会プログラムの送付可能性の変更について
    会誌が適用を受けている第三種郵便の規定(付録は本誌の重量を超えない)のため プログラム送付方法を変更する予定。(たとえば、本誌の中に含める、または概要集と ともに送る)
    D 秋季大会が開催される青森大学は会場や食堂などの制約があります
  2. 次期領域代表(任期:2004.10-2005.9)について
    現領域代表 安藤恒也 氏(東工大)より、次期領域代表高橋利宏 氏(学習院大理)の 紹介があった。高橋氏からご挨拶があった。
  3. 次期世話人(任期:2004.5−2005.4)の確認と変更
    分子性固体   緒方啓典 氏 (法政大工)
    有機導体の分野で前回承認された 吉野治一 氏(阪市立大理)は長期在外のため、 村田惠三 氏 (阪市立大理)に代わる。
  4. 次々期世話人(任期:2004.11-2005.10)の選出
    分子性固体:岡田 晋 氏 (筑波大物理)
    有機導体:北川 宏 氏 (九大理)
  5. 2004年秋季大会関連の連絡
    開催期間、会場
    2004年9月12日(日)−9月15日(水)
    青森大学 (青森市)
    変更点
    委員会規定・内規、英語合同セッション・プログラム編成、概要集WWW化・プロジェクター、 プログラム送付などについて大会担当理事 谷村吉隆氏より連絡があった。上記 (大会担当理事から案内とお願い)を参照のこと。
    招待講演、シンポジウム
    企画募集掲載:会誌3月号
    領域内(メーリングリスト bunyu3近日公開)への企画提案:締切 5月 7日(金)
    企画申し込み(学会web受付):締切 5月21日(金)
    一般講演
    講演募集要項掲載:会誌4月号
    一般講演申し込み:締切(郵送)5月28日(金)
    一般講演申し込み:締切(Web)6月 6日(土)
    プログラム編集会議:6月16日(水)
    概要集原稿:締切(pdfファイル) 7月17日(土)
    概要集原稿:締切(郵送) 7月17日(土)
    物性分科会の招待講演、シンポジウムの企画については前回から  公募により一般会員から提案された企画を各領域代表の下で選考し  立案した後、物性分科会プログラム委員会で領域代表から提案、審議、  決定することになっています。領域7では申合せにより、締切の二週間前  までに、できるだけ現実のプログラムに近いかたちで招待講演と  シンポジウムの企画を提案していただいて、それを基にメーリング  リストで議論を行います。この議論によっては、登壇者やプログラムなど  内容の変更をお願いする可能性もあります。内容、登壇者の選定など  企画に際して、世話人に意見を求める場合など、早めに世話人・  領域代表のメーリングリストに連絡してください。
  6. 合同セッションとキーワードについて
    デバイス関係の講演について、領域7・8合同セッションを設ける。
     ○領域7(分子性固体・有機導体):領域8(強相関系) 領域7(分子性固体・有機導体)キーワード「23.FET」「24.分子デバイス」は  領域8(強相関系)キーワード「46.強相関デバイス」「47.電界効果」との 合同セッションを設ける。希望者は、それぞれ分野、キーワードを選択 して要旨欄に「領域7合同」あるいは「領域8合同」と記入してください。
  7. 領域ウェブ、メーリングリストについて
    領域Webが再び紹介された。
    領域7(前・現・次期)代表と世話人MLについて案内があった。
    領域7メンバーMLについて、有料の商用MLサービスを利用することとした。 秋季大会に関しては新MLを使う予定。5〜6000円/年 程度の負担について、今回は インフォーマルミーティング参加者(30名弱)から募金した。
  8. その他
    JPSJの将来インフォーマルミーティングに参加した村田惠三 氏より JPSJの現状と今後の改革について報告があり、JPSJを魅力ある雑誌にするための意見交換を行った。



2003年秋季大会 インフォーマルミーティング 議事録

日時 2003年9月20日(土) 17:45 〜 18:30
場所 岡山大学 TJ会場
  1. 領域代表について
    現領域代表 徳本圓氏(産総研)より、次期領域代表 安藤恒也氏(東工大) の紹介があった。安藤氏からご挨拶があった。
  2. 次期世話人の確認と次々期世話人の選出
    次期世話人(2003年11月−2004年10月)
    分子性固体:宮本良之氏(NEC)
    有機導体:長谷川達生氏(産総研)
    次次期世話人(2004年5月−2005年4月)
    分子性固体:緒方啓典氏(法政大)
    有機導体:吉野治一生氏(阪市立大)
  3. 物理学会領域Web、メーリングリストについて
    現状について報告があり、現在メーリングリスト担当をボランティアで 小林本忠氏(姫工大)がしてくださっている状況の改善について 引き続き検討していく事を確認した。
  4. 2004年年次大会関連の連絡
    開催期間、会場
    2004年3月27日(土)― 3月30日(火)
    九州大学箱崎地区(福岡市)
    大きな変更点
    概要集の電子化、英語合同セッションの拡大、 招待講演・シンポジウム提案の変更、プログラム編成の電子化 について学会担当理事谷村氏より連絡があった。
    招待講演、シンポジウム企画
    募集掲載:会誌10月号
    領域内(bunyu2メーリングリスト)への提案:締切 10月17日(金)
    企画申し込み(領域代表、物理学会事務局宛):締切 10月31日(金)
    一般講演
    講演募集要項掲載:会誌11月号
    一般講演申し込み:締切(郵送)11月21日(金)
    一般講演申し込み:締切(Web)11月30日(日)
    プログラム編集会議:12月11日(木)
    概要集原稿:締切(pdfファイル) 1月20日(火)
    概要集原稿:締切(郵送) 1月27日(火)
    (注)来年春の年会からの変更点の概要
    @ 概要集の電子化: 学会誌4月号297ページに説明したスケジュール通り進んでおります。来 春 からはpdfによる概要集の投稿を受け付けます。
    A 英語の合同セッションの参加希望問い合わせ: 秋季大会で試行的に行う領域11・12の英語合同セッション(4月号29 7 ページ)をさらに拡大したいと思います。インフォーマルミーティングやメ ーリングリスト等で領域として参加の有無を打診し、希望がある場合は9月25 日 (学会終了直後)までに事務局まで連絡してください。 (会 誌の締め切があるので締め切り厳守です)。合同セッションという形を取 っているので、発表希望者が少なくとも安心して参加できると思います。
    B 招待講演、シンポジウム提案の変更: 次回より招待講演およびシンポジウムは、必ず朝1番から始め午前のセッ ションで終了することが原則となります。これは一般講演を圧迫しないための 措置と、プログラム編成における世話人の負担を軽減するためのものです。 (インフォーマルミーティングでは、午前中開催は、強制ではなく、極力協力 するようにとの依頼でした。) (案内 は学会誌11月号に掲載予定)。またシンポジウム・招待講演の申 し込み申請者が直接WWW上で行う形式にいたします。
    C シンポジウムと招待講演の審査方法(特に領域代表に): 提案されたシンポジウムと招待講演は物性分科プログラム委員会で採択 を議論しますが、件数が多く毎回時間不足になります。各領域から提案された上 位2,3番はルール上の問題(重複講演を認めないなど)を満たしているなら、 通常そのまま認められることを考慮し、次回からは領域代表には順位をつけると きに、その判断となったコメントを付して頂き、上位の審査を簡略化します。ま た日程についても当日決定いたします。これらを一般講演前に決めておければ、 一般講演のプログラム編成(特に関連した他の領域との関係を考える場合)が大 幅に簡素化されますので、ご協力お願いします。
    D 一般講演のプログラム編成の電子化: 分科会世話人が集まり年に2回開かれるプログラム編成委員会は、1回20 0万円近い経費と多くの人の人的寄与を必要としており、電子化が望まれます。 しかしながら直接集つて議論する必要な事項もあり、完全に電子化すると弊害が 生じる可能性があります。そこで当面は委員会の必要出席者を半分にすることを 目指して改革していきたいと考えております。A、Bはそのための布石にもあ なってますので、ご理解頂ければと思います。



第58回年次大会 インフォーマルミーティング 議事録

2003年3月29日(土)東北大学 ZG会場 17:45 〜 18:30
  1. 概要原稿の電子化について
    大会担当理事の谷村吉隆氏(分子研)から、 英語セッションと概要集の電子化についての報告があった。
    英語セッション
    秋の分科会でまず試験的に領域11,12合同の英語セッション をプログラム委員会に提案するが、好評であれば他の領域でも導入しやすく なるように考えている旨、報告があった。
    (試験的導入に関して、 1)日本人のほか、日本にいる外国人、近隣諸国の外国人を対象とする。 2)講演のテーマが多岐にわたることが予想されるので、講演時間を5分延長し、 はじめの5分程度を入門的な紹介に当てることとする。 などの具体的な方針が示された。)
    概要集の電子化
    来年度からPDFファイルによる講演概要を受つける. 来年秋からWWW化を行う. 概要集を買った人だけすべての概要集にアクセスできる (学会終了後は買わなかった人もすべての概要集にアクセスできる). これにより千円から2千円程度の参加費の値上げが予想される. 等の報告があった。 これに対していくつかの意見がだされたが、さまざまな要素を考慮して 慎重にすすめるということであった。 これらについてのご意見は直接あるいは世話人を通して谷村氏に連絡するよう 依頼があった。
  2. 次期世話人の確認と次々期世話人の選出
    次期世話人(2003年5月−2004年4月)
    分子性固体:久保園芳博氏(岡山大)
    有機導体:米満賢治氏(分子研)
    次次期世話人(2003年11月−2004年10月)
    分子性固体:宮本良之氏(NEC)
    有機導体:長谷川達生氏(産総研)
  3. 2003年秋季大会関連の連絡
    開催期間、会場
    2003年9月20日(土)― 9月23日(火)
    岡山大学(岡山市)
    招待講演、シンポジウム企画
    募集掲載:会誌3月号
    領域内(bunyu2メーリングリスト)への提案:締切 5月 9日(金)
    企画申し込み(領域代表、物理学会事務局宛):締切 5月23日(金)
    一般講演
    講演募集要項掲載:会誌4月号
    一般講演申し込み:締切(郵送)5月30日(金)
    一般講演申し込み:締切(Web)6月8日(日)
    プログラム編集会議:6月18日(水)
    概要集原稿:締切 7月15日(火)
    (注)招待講演、シンポジウム企画募集について
    招待講演、シンポジウムは領域内の申し合わせにより、学会締め切りの二 週間前までに、出来るだけ現実のプログラムに近いかたちで企画をメーリ ングリストに提案してもらい、それをベースにメーリングリストで議論を 行う。この議論によっては、登壇者やプログラムなど内容の変更をお願い する可能性もある。内容、登壇者の選定など企画に際して、世話人に意見 を求める場合も、領域内の締切を考え、出来るだけ早めに世話人、領域代 表に連絡してもらう。以前に議論が出た様に、一般講演数増加によるプロ グラム編成上の問題もあり、招待講演、シンポジウム等に選ばれたものと 全く同じ内容の講演は出来るだけ、一般講演として申し込まない様にお願 いする。
  4. 物理学会領域Webについて
    昨年12月に日本物理学会の各領域Webページへのリンクが用意され、 現在、各領域の公式Webページが立ち上がりつつある。現在、世話人の藤原 氏、田島氏がWeb担当者となっており、今後も世話人が担当者となる。 藤原氏より現状報告があった。
  5. キーワードについて
    次回より、第2キーワード(現象・対象)に「23. FET」と「24. 分子デバ イス」を新設し、以降のキーワード番号をこれに合わせてシフトする。しば らくは、前回、今回の学会で既に行っているように、FET関係については物 質に因らず単独のセッションを編成する(第1キーワード優先の原則の例外)。 これ以外では、第1キーワード優先の原則は従来通りとするが、第1キーワ ードの「18. その他」を「18. その他、該当なし」に変更し、これを選ぶこ とによって、実質的に第一キーワードを選択しないオプションを用意する。
  6. 次期領域代表について
    現代表の徳本氏より、次期代表の選考状況について報告があった。
  7. その他
    鹿児島氏より、Journalの投稿件数の問題など、総会で行われた議論につい ての報告があった。